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阿蘇へ

7 月 28 日 (4 日目)

 7時起床。普段はこんな時間に起きることなんて絶対にないのに、旅行中には起きられるから不思議だ。まあ、普段12時に寝るということもないからそんなもんかもしれないけど。
 顔を洗って着替えて朝食をとる。台風は相変わらず停滞しているようだ。雨は一応それほど降っていないようだし、なんとかなりそうかな。今日は浜坂までということにしたので距離もたいしたことはないし、余裕あるはず。
 お金を払って挨拶をして、出発。時間もあるだろうしと、ちょっと玄武洞へ寄り道。円山川沿いをくだって、玄武洞に到着。玄武洞の入り口の前から浜坂YHに電話してみると、話し中。まあまたあとで電話しよう。玄武洞は、なんと無料ではいることができ、しかも、いつでも入れそうな感じだった。ちょっと意外。まあ、そんなもんかもしれないけど。玄武洞という洞窟は、玄武岩の採掘のために人工的に掘られたもので、中に入ることはできないらしい(まあ、あぶないし、当然か)。しかし、なかなか立派な柱状節理(岩が右の図のような六角柱みたいに割れている)をみることができてちょっと感激した。
 しばらくぶらぶらしたあと、城崎へ向かって出発。豊岡に戻ってもよかったのだけど、同じ道を戻るのもいやだし、城崎から有料道路を通ったほうが距離が近そうだったのでそっちにいってみることにした。有料道路というのにひかれたというのもあるんだけど。

 城崎には前に来たことがあったので、駅前とか見覚えがあった。しかし、迷った…(泣)。まあなんとか正しい道を見つけることができたのだが、そこからいきなりきつい坂。地図をよくみていなかったので気付かなかったのだが、実はそれなりにちゃんとした(?)峠(鋳物師戻峠)があったのだった。峠を超えて海のほうへ。と、竹野町で有料道路にはいるはずなのだが、有料道路の表示がない。しかし、道は有料でない道しかないし、とりあえずその道へ。たぶんぼくの地図が古いから間違っているのだろう。
 そういえば、そのあたりで「車通行可 この先2分 ○○海水浴場」という看板があった。ひょっとして車で2分のところまでしか通行できないのかと思ったら、そうではなくて海水浴場が車で2分のところにあるという意味だったようだ。
 海沿いの道で「海岸有料道路」という名前であったらしいその道は、その名前から連想されるイメージとは程遠く、坂は多いし途中にトンネルまであるというなかなか大変な道だった。ひょっとして全然違う方に進んでいるんじゃないかと不安になり地図を確認してみたが、地名をみるかぎり正しい方向に進んでいるようだ。国道178号線に合流するまでは安心できないと思ったが、なんとかちゃんと合流することができた。
 香住町で178号線と合流。ここからは前に鳥取から帰ってきたときに通った道だ。そういえば、前にこの分岐点でどちらにいったらいいのか迷った気がするが(暗くて標識が見えなかった)、その覚えている景色とは違う感じだった。迷ったのはもっと別のところだったのかなぁ。暗くてよくわからなかっただけなのかな?
 178号線に入ると、また内陸に入ってトンネル。また海沿いに出て…の繰り返し。浦上というところから浜坂YHにもう一度電話してみると、予約いっぱいらしい。もう一つ浜坂にあるYH諸寄荘というところに電話してみたら、こちらはokだった。ふう、今日も何とかなった。ついでに、明日泊まるところも予約した。鳥取の羽合町にある香宝寺YHというところ。

 また雨が激しくなってきた。とりあえず少し休んでいると、カッパを着た自転車の人が追い抜いていった。荷物をたくさん積んでいて、いかにも旅行しているという感じだったな。雨がかなりひどいのでさすがにカッパを出して着ることにした。しかし、もうかなり濡れてしまっていた。
 余部郵便局というところでお金をおろした。とりあえずカッパの上だけ脱いで。しかし、ずぶ濡れだと郵便局にはいるのもいやな感じだ。しかも、おろしたおかねをとる手もすぐに濡れてしまうし。ふう。
 そこから少し進んで、余部鉄橋の少し手前。そこまで食事できそうな場所が全然なくて、どうしようかと思っていたところに、おこのみ焼き屋を発見。もう1時過ぎだ。自転車を止めてカッパを脱いでいると、ちょうど反対方向から自転車で旅行中らしい人が来て、同じ店に入った。
 店のおばちゃんと3人で少し話していたら、熊本からきたらしい。すごいなー。今日は鳥取から来たらしく、それだけでもすごいと思ったら、今日中に天橋立までいくそうだ。「いやぁ、世の中にはすごい人がいるもんだ」と思いつつ、よく考えたら前にその距離走ったんだっけ。12時間くらいかかったけど。この先は稚内までいくということで、なかなかたいしたものだ。友人と、彼は日本海側、友人は太平洋側を走って25日後に札幌で落ち合う計画らしい。無事落ち合うことができるといいね。
 ぼくは下関までいくつもりだと話すと、そこから自転車でも通れるトンネルがあって、それを使って九州にいくことができると教えてくれた。彼もそれを使って本州に渡ってきたそうだ。それを聞いて、九州にいこうかなという気がちょっとしてきた。あと、サイクリングターミナルというのを教えてもらった。ぼくのもっている地図にも載っていて、名前だけは知っていたのだけどどういう施設かは知らなかった。そんなにやすくはないらしいけど、ちゃんと宿泊できるそうだ。中国/四国のサイクリングターミナルに2ヵ所泊まるとなにかもらえるというのがあるらしく、1回分のはんこのついた紙をもらってしまった。泊まる機会があるかどうかわからないけれど、可能性はあるから。

 食べ終わって少しゆっくりしてから出発。彼とも挨拶して、先へ。そういえば、食べている途中に鉄橋を走る電車をみることができてちょっとうれしかった。外は相変わらず雨だったが、カッパを着るほどひどくはなかったのでそのまま出発することにした。浜坂までの間は再び峠。桃観峠という峠らしい。この峠も結構しんどかったように思う。メモにはトンネルが2回あったと書いてあるが、地図には1回しかない。また地図の間違いなのかな? もしくは、鉄道の下を一度潜っているみたいだからそのトンネルのことなのだろうか。
 峠を超えると、今度はブレーキをかけないとこわいくらいの下り坂。また雨がひどくなってきて、雨の粒が痛い。しばらくがまんして走る。対田というあたりで少し休憩。店の自販機コーナー(屋根あり)の前に自転車を止めてトイレを借りた(トイレは外にあった)。店には入らなかったが、中がなにか見覚えのある感じがした。前に鳥取からの帰りに通ったときに買い物したのかもしれない。
 雨が多少ましになったので少し走ったが、またひどく降ってきて、しかたなくカッパを上だけ着た。が、それはかなり失敗。雨がカッパを流れてきて、ズボンがびしょびしょになった。途中で下も着たが、時すでに遅しという感じだった。

 浜坂駅を過ぎてしばらくして、また上り坂。なんかこの坂を過ぎたら浜坂町を通りすぎてしまうんじゃないかという気になったが、雨がひどくて地図をみる気にならず、とりあえず自分の勘を信じることにした。坂を越えると、諸寄駅のほうへ向かう道を見つけ、正しかったことがわかった。しかし町のなかに坂があるというのはちょっとこわいものが…。そういえば、電話でYHの場所を聞いた時に、角に日石のあるところを曲がるといっていたような。それをちゃんと覚えていたらすぐにわかったのに(しかし、ぼくのメモしていた地図と実際は、左右が逆転していた…(汗))。
 駅のほうに曲がってしばらくいくと郵便局があり、その正面あたりがYHだった。ふう、やっと到着。もう服がずぶ濡れだ。しぼるまでもなく、放っておいても水がしたたっている…。YHにつく少し前に衣料品店があり、ズボンを買いたいなと思ったっけ。でも、こんな無茶苦茶濡れたかっこうで店になんていけないしなぁ。。。
 とにかく手だけタオルで拭いて、手続きを。帽子のつばからも水がたれてくる…。その日は60人くらいの子供の団体がきているらしく、別の建物へ移動することになった。そこはYHとは関係ない別の宿で、そこにYHの料金で泊めてもらえることになった(食事や風呂はYHのものを使って、泊まる場所だけ…という感じだった)。

 部屋に入って濡れたものをすべて干した。子供の団体以外でここに泊まっているのは今のところもう一人だけで、その人も自転車できているらしかった。YHの人の話によると、2ヵ月くらい走っているらしい。すごい…。あんまりよく覚えていないが、ひょっとしたら、今日途中でぼくが休んでいるときに抜いていった人なんじゃないかな…。
 しかし、もう何もかも濡れてしまっている。地図ももうくしゃくしゃだ。出る前に買ってきてまだ全然使っていない中国/四国の地図もふにゃふにゃになっているし…。それにしても腹が減ったな。昼食はおこのみ焼きだけだったし、さすがにつらい。食事はまだかなぁなどとぼーっと待っていると、同室の人(今野君)が現われた。もう、荷物とかなにからだーっと広げたままにしてあったので、急いでまとめて…(汗)。
 北海道から自転車できたというのでびっくりしていたら、舞鶴までフェリーできて、そこから今日走ってきたそうだ。目的地は屋久島だそうで、まだまだ長い道のりだ。しばらく話していると、夕食の時間になった。夕食はヘルパーさん二人と一緒にYHの受け付けの奥で。子供の団体がうるさい、うるさい(笑)。
 食事を終え、風呂の準備をして入ろうと思いYHの方に入れるかどうか聞くと、「女の子が一人入っているだけだから大丈夫だよ」といわれ、ちょっと焦った。単に男湯と女湯がわかれているから「誰も入ってないよ」という意味だったらしい。いやはやびっくり。
 風呂から出て、海岸に出てしばらく涼んだ。そういえば、この風景も見覚えがある。前に通ったときはもう少し暗かったかもしれないが、たぶん似たような時間に通ったんだろう。こうやって今までに来たことのあるところにきていることがわかり、しかもこれからそこに泊まろうとしていることに気付くとなんとなくうれしい気分になった。

 部屋に戻り、しばらくぼーっと休憩。そういえば、飯の時にあと一人遅れてくるといっていたな。今までのことやこれからの予定のことなんかを話していると、隣の部屋に泊まっている子(河内さん)が来て、3人でいろいろしゃべった。やはり、聞いた通り2ヵ月以上旅行しているらしく(会った時がちょうど70日目といっていたかな?)、卒業研究でおからのことを調べて回っているそうだ。3人とも東から走ってきていて、ほとんど同じ道を通っていたので、その道のことについてだとか雨のこと、昨日泊まった場所なんかについていろいろ話した。
 遅れてきた人(上野君)がついたのはもう9時過ぎくらいだったかな。彼は電車で旅行中で、しかも特に計画なく、その日に思ったほうへ進んでいっているそうだ。そういうのもなかなか面白いなぁと思う。残り3人は自転車だったから、彼もちょっと自転車の旅行に興味をもったみたいだった。
 今回の旅行でこれだけいろいろしゃべったのは初めてだな。楽しかった。住所を交換して、写真を撮ってもらって、寝たのは何時ごろだったろう。外の雨はやんでいて、天気予報でも明日は曇りといっている。もう、雨はこりごりだ…。

 そういえば、浜坂の交差点で、「温泉〜km」という表示を見かけた。なんのことだろうと思って地図をみてみると、浜坂の南に美方郡温泉町という町があるらしい。すごい名前だなと思って地図をよくみてみると、9号線沿いの町だ。全然気付いていなかったが、鳥取にいくときに通っていたんだな。明日泊まる場所は鳥取県東伯郡羽合(はわい)町。ついに鳥取県につくことができそうだ。

走行距離:70kmくらい?/走行時間:不明

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