Affinity Photo / Affinity Designer メモ
Affinity Photo
- 環境設定の「カラー」でそれぞれのカラープロファイルを指定できる。CMYKを「Japan Color 2001 Coated」か「Japan Color 2011 Coated」にしておく。
- RGB → CMYK の変換は、ドキュメント→フォーマット/ICCプロファイルの変換から、CMYK/8、変換後のプロファイルを選択する。
- Affinity Designer に埋めこむ写真は、Affinity Photo のフォーマット(拡張子 .afphoto)で保存しておくとよさそう。
Affinity Designer
- デフォルトのカラープロファイルの設定は Affinity Photo と同様。
- 複数ページの原稿を作る際には、必要なだけ「アートボード」を作成する。PDF 書きだし時、レイヤーで下にあるアートボードから順に書きだされるので注意。
- PDF書きだし時にプリンターマーク(トンボ)がつけられるが、日本式のものではないのでトンボを含めたアートボードを使うのがよさそう。
- わたしは以下のようなテンプレートを作成してます。
- 文字のアウトライン化は、文字を選択して「レイヤー」→「カーブに変換」(Cmd+Enter(Mac版))。
- 1文字1文字がカーブに変換され、グループ化された状態になる。そのままでもたいていは問題ないが、文字がくっついていて縁取りが重なってしまう場合などは、分割された文字を選択して「レイヤー」→「ジオメトリ」→「カーブを結合」でひとつのカーブにまとめることができる。文字にエフェクトとかかけていたときは結合したほうが管理しやすいかも。
- PDF書きだしは、プリセットの「PDF/X-1a:2003」を使ってる。
- 貼りつけた写真はすべて「埋め込み」になる。
- Affinity Photo のフォーマットの写真を埋め込むと「埋め込みドキュメント」として扱われ、ダブルクリックすると調整レイヤーを含め、内容の編集が可能。
- ライブ調整レイヤー(アンシャープマスク)とかも埋め込んだあと修正できるが、調整レイヤーの追加はできないようなので必要であれば Affinity Photo で作成しておく。
- 破線と実線の組合せだけでも結構いろいろな図形が作れる。破線も実線も「レイヤー」→「境界線を展開」でカーブに変換することができる。カーブに変換後、「レイヤー」→「ジオメトリ」→「カーブを分離」でひとつひとつ別のカーブに分割したり、すべてあるいは一部の頂点を選んで「スマート化」などカーブの加工が可能になる。
日本語を扱う上での課題
- 縦書きができない(個人的には縦書きの必要がこれまでなかったので困っていないけれど)
- 日本語の句読点が常に1文字分の幅をとってしまうので必要に応じて字間調整を個別に行なう必要がある
- 句読点の禁則やぶらさがり、拗音、促音の禁則には対応していない(わたしの調べかたが足りないだけかもしれないが)ようなのでこれも個別に対応する必要がある(文字が多い場合は結構きついかも)