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京都ぐるぐる(前編?)

■ 日程
 98.7.25 - 7.25(日帰り)
■ 走行距離
 145kmくらい
■ 行程
 京都〜R24〜木津〜R163〜大阪〜R479R176〜池田〜R423〜亀岡

7月25日
 今年はあまり長い時間がとれそうもないし、とりあえず数日かけて京都府内をぐるぐる回ろうかなと。京都にいるあいだに京都府内にある国道を全部走りたいというどうでもいい野望があり、それの実現のため、できるだけたくさんの国道を通ることができるようにコースを選定。とはいっても、全行程の3分の1くらいはこれまでに通った道になっていると思うが。

 午前4時、出発。なんでまたこんな時間に…という気もするが、夜出発するのにはいくつかの理由がある。
 「涼しい」これがおそらく一番大きな理由だ。熱帯夜だったりするとどうしようもないが、それでも昼間の強い日ざしの中を走るよりはかなり楽だ。次は「交通量が少ない」かな。数字の小さい大きな国道を走ろうと思ったら、朝や夕方の交通量の多い時間帯はできるだけ避けたい。今日はまず24号線を走らないといけないからできるだけ早いうちに通り過ぎてしまいたい。あとはたぶん、これから適当にあてもなくさまよう(?)わけだからそういう非日常的なことを始めるのはたいてい夜だと相場は決まっている(笑)。
 もちろん、夜走るのにはデメリットもある。「暗い」当然ながら一番大きなデメリットはこれだ。街灯でもあればいいが、町中以外ではほとんど街灯はないし、夜中でもある程度交通量のある道ならば車のライトで多少明るいことは明るいが、対向車が通り過ぎたあと突然暗くなったりするのはちょっと恐い。注意していないと溝に落ちたりもするし(笑)、本当に真っ暗で車も通らないような道だったりするとあまりの静けさに大声で叫びたくなったりもする(笑)。あとは突然襲ってくる眠気も強敵。ま、夜のデメリットを挙げていけばまだいろいろ出てくると思うが、とりあえずこんなところで。
 とにかく、今回の出発は、夜だった。

 4時少し過ぎに下宿を出て、颯爽と夜の京都を走る。しばらく前に亀岡までを往復したときと同じように、川端通を下り、御池通を西へ、そして堀川通を下って…(京都の地理がわからないと「どこやねん」と思うだろうけど、要は「自転車で走りやすい通り」を走っている感じ)、、堀川五条に到着。あ、あれ? ここって1号と9号の交差点だっけ。24号は、、西に行き過ぎてる。
 歩道のない堀川五条の交差点をなんとか渡り、24号線の起点へ。起点はおそらく烏丸五条なのかな? そこから24号線をひたすら走る。ごちゃごちゃ道がまがったりしてわかりにくいが、自転車のペースならわかりにくい標識もちゃんとチェックできるし、まあ何度か走った道なのでさすがにわかるよな…。24号を南下したのっていつなのかなと考えていたら、ああ、そうそう、暗峠にいったとき以来だ。あのときはこの国道を奈良まで走ったけど、今日は木津で163号に乗るつもり。たしか奈良まで40kmくらいだったかな?
 最初はまあ20km/hくらいのペースでしばらく走っていたのだけど、城陽あたりからだんだんしんどくなってきた。まだ20kmくらいなんだが、、さすがに初日はきついか。喉も渇いたので飲み物を買って少し休憩。もう足の筋肉がはっている。まだあと100kmくらい走らないといけないんだけど大丈夫かな…。去年の夏の初日もかなりきつかったと思うけど今回のほうがしんどいかもしれないなぁ。池田から亀岡に抜ける道はたぶん山道だろうから120kmの行程の最後は、おそらく峠越えだろうし。
 しんどい思いをしながらやっと木津川沿いの道へ。このあたりもかなりばてていてぼーっとしながら惰性で自転車をこいでいた。と、しばらくして交差点が見えてきた。地図をあまり見ていなかったので全然気付いていなかったのだが、しらないうちに163号との交差点についていた。まだ307号との交差点なんじゃないかと思ったんだが、307号は城陽を抜けて道が木津川沿いになるあたりで交差していたらしい。
 163号との交差点といっても、ここは曲がるところではない。24号は南北、163号は東西に走っているのだが、ここの交差点は右図のようになっていて、この間(地図で見ると1.8kmあるらしい)24号と163号は共通になっている。北側の交差点を過ぎるとすぐに木津川を横切り、木津町に到着。木津の市街地を抜け、さあここから163号に分岐だ。ここまでは今までに走ったことのある道だったけど、ここからは初めて走る道になる。

 また地図をよく見ていなかったので知らなかったのだけど、

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